英語の「読み書き」学習におすすめ!なサイト(1)

英語学習にスマホを活用するのはすでに常識になりつつあります。

こちらで紹介した「購読」機能も、基本的に自分のメールボックスにメールが来て、それをスマホでみれば簡単です。

今回も手軽に、もちろんスマホでもできる、「読み書き」を継続するのにおすすめなサイトとその方法を紹介します。

サイト紹介だけでなく、具体的に何がそんなにおすすめなのか、2020年に開催される、いわゆる「東京オリンピック」のボランティア募集に関する記事を例に、ちょっと詳しく説明もしてみたいと思います。

実はこれらの記事、たまたま別の目的で読んでいたのですが、意外にもあるポイントが面白かったのでシェアしたいと思います!

面白い、と思えれば、それは学習継続にもきっとつながります。

よかったら参考にしてください。

 

新聞記事のコメント欄を活用する

 

英語学習では「発音」と「読むこと」が何よりも大事、といつも強調していますが、英語の中~上級者は、読む教材として英字新聞に挑戦したりする方も多いと思います。

英字新聞を読む場合は「購読」機能を活用して、興味のある記事がいつでも選べるよう、自分にメールで届くようにしよう、ということはすでに書きました。

でも、英字新聞って、そうはいっても少し敷居が高いかもしれません。

購読しているとどんどんBreaking Newsとかメールで入ってきますから、気になる話題は読み進めるかとも思います。

それでも最初のうちは読み始めてすぐ挫折、ってことにもなりかねない。

そこでおすすめ!なのが、話題の記事、特にあっと驚く大ニュースや、意見が分かれるだろう記事で、

 

コメント欄

 

をみてみることです。

 

最近では海外の記事も、主要なものはあらゆるソースで日本語で読めるようになっています。

自分の好みのサイトでチェックすればよいと思いますが、個人的に割と見やすくて利用しやすいと思うところをまとめておきます。

 

国際ニュースまとめサイト

Yahoo!ニュース  国際総合

NHK  国際ニュース一覧

Rakuten Infoseek News

 

通信社のニュースサイト

ロイター通信

時事通信

AFP通信

 

 

アメリカ人の生の声・日常表現がわかる

 

上のようなサイトで気になる記事をチェックして、その元を辿ってコメントをみてみると、これがなかなか面白いです。

日本では大手新聞社のコメント欄は炎上を恐れてか?あまり気軽にコメントできませんよね。

でも例えばアメリカの大手新聞社はオープンなところが主流です。

 

最近のアメリカ政治状況はもう世界中で呆れられていますが、国民も勘弁してくれと思っている人が当然たくさんいます。

例えばごく最近では、ものすごく下品な口調で雑誌のインタビューに答えたことが報道されて、結局10日ほどでホワイトハウスの職を解任されたスカラムーチ氏に関する記事などをみてみると面白い。

これはNew York Timesの記事です。

 

まずその「ものすごく下品」な程度のひどさが分かります。普通の家庭内では絶対に使わないレベル。

放送禁止用語連発です。

つまり、テレビでは事実をすべてありのまま伝えることさえできないという出来事です。

そこでこちらの新聞編集部は「そのまま」引用・掲載するという決断をしたようです。

 

彼はハーバード大学のロースクール出身だそうですが、お金があったから入学できたんだろうな、と思われます。

コメント数はなんと3000越え!

ハーバードも地に落ちた、というようなコメントもあったと思います。

あまりに多いので新聞社おすすめのコメントが選ばれてます。

こんなの↓とか。

 

“This administration was going to make the world stop laughing at us. How’s that no-laughing thingy working out?”

– by Dr. Glenn King

(この政府はアメリカが世界から笑われないようにするといっていたはず。それはうまくいってるのかな?)

 

とはいっても、多くのトランプ支持者はこの新聞は読まないんですけどね。

どんだけアメリカが分裂しているのかも、コメント欄をみるとよくわかります。

 

 

東京オリンピック2020のボランティア問題

 

英語学習の目標をたてるとき、最近では「東京オリンピックのボランティアに応募する」というのもあるかと思います。

観光客も日本全国に訪れるでしょう。

ボランティアの詳細についてはこちら↓の記事がよくまとまっていると思います。

 

めざせ!2020年東京オリンピック通訳ガイドボランティア」    by スマホで英語塾

 

こういう日本に関する情報は、やっぱり日本の英字新聞が強いです。

例えばJapan Timesなどがあります。

 

“Tokyo seeking 90,000 volunteers to guide tourists during 2020 Games”

 

東京オリンピックで必要なボランティアの数は9万人、という記事です。

でも、やっぱりあんまりコメントはない、というかゼロですね!?

 

9万人のボランティア確保は困難?

 

一方こちらの英語メディア、Japan Today にも記事がありました。

 

ここの記事だと、9万人ものボランティアを集めるのは無理では?というトーン。

結構コメントがいっぱいついています。

 

“Tokyo Olympics is looking for volunteers but may have a hard time finding them”

 

こちらは話題の取り上げ方が最初から否定的です。

英語ができる日本人だって少なくて、会社の有給もとりにくい日本で、10日以上、交通費も支給されないボランティアに参加する人なんているか?

って感じです。

英語ができる有能な日本人は無料なんかでやらないでしょ!

っていう意見。

日本でストレスたまっているかなー、なんて。

 

大体9万人全員英語が必要なボランティアではないし。

経験を得るためとか、大会で有名選手に会いたいからとかでボランティアをやりたい大学生なんか結構多そうですよね。

それでも足りなければきっとスポンサー企業の社員が駆り出されるでしょう!

あとは公務員も大勢います。

案外狭き門なんじゃないかな、と思うのですが、コメント欄はそんな意見はまったくなし。

 

溝がありますね~

 

こんなところに そんなことないんじゃ? というコメントを英語でちょっと書いてみて反応をみてみる、なんてのもよい英語修行になりそうです。

読むだけでも、そんなん決めつけてんだな~と、外国人の本音がみえてきます。

実際のところは、ふたを開けてみるまでわからないですけどね!

 

以上、新聞記事で取り上げられる話題に少しでも興味があったら、実際の記事をみて、コメントも読んでみると結構おもしろいかもしれないよ、というお話でした。

 

 

 

 

 

 

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