アメリカの小学1年生の勉強や宿題を時々紹介していこう、と思ってこんな記事を書いていましたが、早2年生になってしまい、慌ててシリーズタイトルを変更しました。

アメリカでは、一般的に小学校では、先生が黒板(や白板)で教科書に沿ってする授業はあまりありません。もちろんそういう時間もありますが、どっちかというと先生が子供に何かやらせていることが多いです。

スペリングテストのこともありますが、形式ばらない簡単な作文をしたり、絵の多いワークシートを切り貼りしたり、パンフレットのようなものを作ったりすることが多いです。

 

アメリカの小学校でのコロンブスの日の学習

最近、アメリカの祝日の1つ、コロンブスの日(Columbus Day)がありました。詳しい説明はこちらにありますが、「アメリカ大陸を発見」したといわれるあのコロンブスの「新大陸発見」を記念する日です。

新大陸発見という言い方に関してはアメリカでも議論が続いていますが、もともと多くのことが州や市ごとに異なっているこの国、特にこの日に関しては祝い方もバラバラです。ここカリフォルニア州デービス市では、学校や大学は休みではありません。

学校でも、原住民の立場から考えた授業を取り入れる先生もいるでしょうし、コロンブスについて学ぶ授業をする先生もいるわけで、はっきり言って先生ごとにやることはバラバラです。

うちの娘(Grade 2)のクラスでは、コロンブスが想像していた世界の地図と、実際の世界地図を塗り絵したり、コロンブスがどんな航路をとったのかなどを習ったようです。

インターネット上では、Kinder (年長)から1年生向けの、コロンブスをテーマにした日本でいわゆる総合学習と言われる授業のアイディアはこちら↓で見られます。

 

“Columbus Sailed Ocean Blue” (Kinder)

“Christopher Columbus” (1st Grade)

出典:National Education Association, Tools and Ideas, Lesson Plansより

 

先生だけでなく、ホームスクールの人もこんな教材を参考にするのかもしれません。

Kinderから1年生でも、これだけ多様なことを学べるユニットになるので、教育上かなり重要な日といえそうです。

 

アメリカの2年生の読解レベル

 

1年生のときより少しずつ宿題の文章も長く、難しくなってきてます。

オンライン上でも小学校1、2年生向けのワークシートなどたくさんありますが、結構レベルに差があります。

うちでもらってくる2年生のReadingの宿題は、こんなのが一番近いかもしれません。

こちらのサイト、www.K5Learning.comは、無料で活用できるオンライン教材のまとめ記事でもまとめて紹介しますが、このようなアメリカの小学生用のワークシートは、フォニックスを一通りマスターし、サイトワードや語彙を増やしていくレベルに達している子供の家庭学習によいものもあるかもしれません。

 

ちなみに今回の宿題第一問目の文章のタイトルは”Talk to the Animals.” で、出だしの段落は”Can animals talk?”で始まっていて、3つの段落で構成されています。動物は、人間のように話さないけれど、動物に言葉を教えようとしている科学者もいて、なんで科学者はそのようなことをするのか、簡単に理由が説明されています。

最初の読解問題の質問は、次の文章に続くよう、この文章のテーマを選ぶもの。

  1. An important idea of this story is:

結構内容のある文章を読んで、テーマが分かることが求められてます。

 

小学校3年生、外国語学習3年目の教材としてのハリーポッター

 

このような文章をどんどん読めるような子は、3年生前後でハリーポッター・シリーズなど、小学校中上級生向けのシリーズものを読んでいく、というパターンが見られます。

子どもが言語を学んでいく過程では、読む力をそのような波に乗せてあげられるかどうか、がその言語習得がうまくいくかどうか、の1つの指標になっている気がします。

ちなみに、この辺りでは定評ある、公立中学校のベテラン第二外国語(フランス語)の先生の授業を真面目に3年間取ると、授業の最後の方ではフランス語でハリーポッターの映画を見て、本を読まされていました。もちろん、ほとんどの子供が英語版を知っているから読みやすく理解しやすいはずですが、3年間学校のある日は毎日1時間、ネイティブの先生に習えれば、そこまでのレベルに到達するだけの基礎力はつくのかなと思わされます。

でも、1、2年生のころ、うちの子たちは一人でさっさと宿題やったりはできません。アメリカ人のモノリンガルの子供はこんなの簡単!とすらすら終えてしまう子供もいることでしょう。ちょっと、いやかなりうらやましいかも。

 

 

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