英語を読めるようになるために必要とされる要素でご紹介したautomaticity。その域に達するには、フォニックスで規則的に単語を読むだけではなく、瞬間的に単語を見て読めるようになることが必要です。

そのために、英語圏では、サイト・ワード(Sight Words、目で見てぱっと分かるべき基本単語)と呼ばれる単語を小学校でだいたい1000単語ぐらい覚えていくことになります。読書で自然に覚えていくことを推奨する人もいれば、フラッシュカードなどで覚えさせた方がよいと考える人もいます。

サイト・ワードはフォニックスの規則に全く沿わない、ということはないのですが、沿わないものも多く含まれています。

いずれにしても頻出単語がスラスラ読めれば、英語を読むのが楽になるというのは確かです。

 

そのようなサイト・サードとして、Dolch Words というのと、Fry Words というのが英語圏ではよく知られています。

両方とも、頻出単語のリストを考案した人の名前にちなんで名づけられた単語のリストです。

 

Dolch Wordsは全部で220単語、とよく言われますが、実はここに名詞は入っていません。そこで、別に名詞のリストも95単語あり、これを合わせた315単語がDolch Wordsです。

Dolch Wordsは日本の年長にあたるキンダー (Kindergarten)ぐらいから、小学校低学年でマスターすることが一つの目安とされています。

これだけ覚えると、小学校低学年程度読み物に出てくる単語の50から75%がカバーされるといいます。

Dolch Wordsのリストは、色々ありますが、以下のサイトがおすすめです。

Mrs. Perkins’ Dolch Words

フラッシュカードや学年ごとのリストなど色々ありますが、パワーポイントで発音付きというのが特におすすめです。

基本単語の英語の発音というのも、耳から入っていない英語教育を受けてきた人にはインパクトがあってよくわかるきれいな発音です。

 

Fry Wordsは、Dolch Wordsと重複した単語もありますが、全部で1000単語で、小学校卒業までにすらすら読めることが一つの目標とされています。

学年別に揃えられています。

Fry Word List

 

アマゾンや、お店で、Sight Wordのフラッシュ・カードが売られていますが、大体上の二つのリストに基づいていると思って間違いありません。

子どもに無理のないレベルの英語の本を選んだり、どんな単語を学んだらよいかチェックするために、このようなリストを活用するとよいと思います。

大人の英語の速読のためにも、まずこのようなリストにある単語が瞬間的に分かるようになっているか、チェックするという使い方もできます。

 

また、最近はスマホのアプリで手軽に勉強できるのでいいですね。

 

ただ、注意することは、これらの単語を勉強するとき、いちいち日本語に訳さないということです。

知っているか、全く分からないかをチェックするために利用します。

これらが英語でそのままだいたい意味が分かっていれば、英語を読むスピードや英語の理解力は上がっていきます。

もちろん、英語力が上がるといっても、今現在どのぐらいの英語力があるかによります。

 

それについてはまた別に書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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