前にジム・キャリーの卒業式のスピーチをリスニング教材としておすすめしました。

最近のアメリカは大統領選挙の話題が多く、リスニング素材もアメリカ政治に興味のある人は困らない時期です。でも、そのような素材は、アメリカの国内事情をある程度知っている人でないと、聞いていてもわからない部分が多いかもしれません。それでも、アメリカの大統領選挙は国民にとって一大事であることは、各大統領候補が集会を開くたびに大勢の熱心な聴衆(あるいは反対派の聴衆)が集まって盛り上がっていることを見れば明白です。

これを追っているとアメリカの国民性とか民主主義のあり方が少しわかってくる気がします。(理解できるか、合意できるかはもちろん別ですが)

今回のおすすめはStory Corps (ストーリー・コー)からです。

 

StoryCorps (ストーリー・コー)とは?

 

日本語でも紹介されているのでご存知の方も多いと思いますが、Story CorpsはNew York のBrooklynを拠点とする、2003年に設立された独立非営利プロジェクトで、アメリカ人一人一人の身の上話を収録し、お互いの話を聴き、人と人とのつながりの重要さや、出来事が人に与える影響について考えることを目的としています。

全米のあちこちに収録ブースがあり、誰でも参加できます。プロジェクトとしてテーマをもって、例えばLGBTの人々のストーリーを特に集める期間があったりすることもあります。

一つ一つのストーリーはとても短く3分前後で、しかも感動的な話が多いので、思わずのめりこんで聴けると思います。

NPRというFM局では毎週金曜日にストーリーをピックアップして放送しており、こちらのウェブサイトから聴くとイントロがついていて、どのようなストーリーか、スクリプトをみて把握してから聴くこともできます。発音が聞き取りにくい人のストーリーももちろんありますが、NPRのピックアップ・ストーリーは比較的耳に入ってきやすいものが多いと思います。

 

StoryCorpsの英語ポッドキャストでリスニング!おすすめストーリー3選

 

例えば、病院に緊急搬送するヘリコプターで仕事をする男女の看護師ペアが、10年以上前に自転車に乗っていて事故にあった13歳の男の子が搬送中、病院につく前に亡くなったこと、そのことで自分たちが受けた影響について話しているもの。

 

 

ごくたまーに有名人が入ります。例えば、ホワイトハウスのMy Brother’s Keeperというプログラムに参加していた、18歳の逮捕歴もある男の子がホワイトハウスでオバマ大統領と話をしたときのものとか。
こんなプログラムがあるってことも知りませんでした。

 

 

アメリカ的な悲劇の話もたくさん詰まっています。9/11の生存者、自殺しようとして思いとどまった人、戦争、自分の妹を10歳の時家にあった銃で誤って殺してしまった男性、などなど。

でも、↓のようなほんわかと心温まる話もあります。ホールドアップにあって、お金をとられたけれど、逆にコートまで差し出し、結局一緒にレストランで食事をした人の話。彼の誠実そうな話ぶりが好きです。

 

 

いろいろな話がありますが、結局、どんな話を聴いても人生を大事にしよう!と思えます。

ただ一点だけ、子どもが聞くと怖い話もあるので、一緒に聞く場合は注意してください。いずれにしても小さい子どもだけで聞く素材ではないといえます。

自分のお気に入りの話を見つけてください。そして、元気をもらいましょう!

 

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