こちらの記事ですでに書いたように、英語が読めるようになるために大事な要素の一つは
フォニックス (Phonics) です。
日本では、mpiという英語教室が、フォニックスを導入した英語学習方法を早くから提唱してきたようです。
フォニックスについて、mpiの松香洋子会長が分かりやすく解説している、「フォニックスとは?~英語と日本語の学習法の違い~」という記事もありますので是非参考にしてください。
既に日本で色々な教材が出ているようですが、ここでは英語圏でも有名な、フォニックスを学ぶための優良サイトをご紹介します。無料で利用できるサイトばかりです。
目次
Starfall
日本でも少し紹介されているようですが、これはグリーティングカードのサイトで成功したStephen Schutz氏によるものだそうです。Schutz氏は子どものころ英語を読むのに苦労した経験があるそうで、楽しくフォニックスを学べるサイトを作ったということです。TIME誌の2011年優良サイト50選の中の一つに選ばれています。
動画でアルファベットとフォニックスが結びつくように考えられているABCsなど、英語の音に慣れながらフォニックスについても学べるようになっています。
英語に初めて触れる子どもにもおすすめです。
また、よく見ると、商業利用でない個人で使えるABCを書く練習をするためのプリントなどが無料で印刷して使えるようになっています。
アメリカのキンダー(日本の年長)の書き方の練習で使うようなプリントですので、就学年齢近い子どもにおすすめです。
ABCFastPhonics
こちらのサイトでは、理論的に、フォニックスについての説明を読んで、聞けるようになっています。
大人のリスニングの練習にもなります。
子音と母音の説明の部分で、子音を表す文字、母音をあらわす文字と、その文字の入った単語の例を見て聞くことができます。
フォニックスについてきちんと学びたい、また英語の発音をやり直したい大人におすすめします。
Phonics Fun for Early Readers
Scholastic社のサイト内にある、アメリカの有名な子ども向け番組Clifford the Big Red DogのCliffordと一緒にできるフォニックスのゲームです。
図の中にあるものの名前の最初の音と同じ音で始まる単語のものをカーソルで動かして、画面の右側のリストに入れていくというもの。
ある程度、英語で物の名前が分かってきて、フォニックスの基本がマスターできてきた子どもにおすすめです。
Picture Match
readwritethinkという、膨大な数の無料教材をまとめて提供しているサイトにある、上で紹介したのと同じようなフォニックスのゲームです。
単語の最初の音、短母音、長母音に分かれています。
上のゲームもそうですが、目で見たり、音で聞いて分かる単語を、文字と結びつけるところをゲームにして楽しく学べる、というのが英語学習の一つの山場だということがわかります。
Faster Phonics Chant 1 by ELF Kids Videos
そして、これは子ども向けのYouTube動画ですが、フォニックスを学べる歌です。
ELF Kids Videosは他にもたくさんの歌を公開しているようですので、色々活用できそうです。
では、実りある一日となりますように。