前回、英語の読み書き学習におすすめな方法として、英字新聞などのコメント欄を活用するメリットを書きました。

興味のある話題だったら、英文記事も読む気になりやすいはずですが、さらにそのコメント欄をみれば、一般読者の生の声までわかります。

コメント欄には記事本文にありがちな堅苦しい表現でなく、日常会話に使われる英語表現もよく入っています。

日常会話は英語の映画やドラマを見て学ぶという方法もありますが、特に英語学習ビギナーには文字になって書いてあると調べやすいですよね。

 

最近はオンラインの情報量が世界中で爆発的に増えているので、英語の日常的な表現を文字で拾うことははっきりいって昔よりずっと簡単になっています。

英語の日常表現学習に使えるようなサイトはたくさんあるので、自分にあった話題を提供してくれるところがきっとみつかります!

それをもっともっと活用しましょう!

 

ただ、最近は本当にいろいろな情報サイトがたくさんあるので、厳選でおすすめできるものがあればここでも紹介していきたいと思います。

 

信頼できるQ&Aサイト、Quora(英語版)とは

 

今回は、すでに有名サイトではありますが、改めて英語学習の「読み書き」ツールとしてQuora(クオーラ、という表記が多いですがクゥオラ、いやコーラのほうが近いと思いますが・・・)をご紹介します。

Quoraは一言で言えば英語のQ&Aサイトです。

Quoraのキャッチフレーズは

 

“A place to share knowledge and better understand the world”

「知識をシェアして世の中をもっとよく理解するための場所」― from www.quora.com

 

だそうです。

QuoraはFacebookの最高技術責任者(CTO)によって2009年に開設され、最初は招待でしか参加できなかったもので、ただのQ&AよりSNS的です。

多くの会社幹部や専門家、起業家が参加しているので、信頼できる回答が多いといわれています。

2011年以降、誰でも参加できるようになり、今では質問によっては、すべての回答の質が高いとはいえないかもしれません。

 

イケダハヤトさん執筆のこちらの記事では、Quoraは「リアル」で「クローズド」だからすごいのではないかと書かれていますが、すでに「クローズド」ではなくなっているということです。

それでも、皆が参考になったと思う回答が自然と票を集めますので、回答を上から順に見ていくと参考になるものが上に表示されているはずです。

Facebookの「いいね!」(”Like”)ボタンにあたる、いわば「参考になったので一票入れます」ボタンといえる”Upvote”ボタンがあります。

逆に参考にならない回答は”Downvote”できます。

 

「自分の興味が持てる話題」を英語で「フォロー」し、模範「回答」を読み、英語で「コメント」することができるんです。

それに、参加者が多くなったとはいえ、匿名ではなく実名参加が基本です。

そのおかげもあり、どこかのQ&Aサイトのように本当にどうでもいいような質問が話題のランキング上位に入ることはありません。

 

実名登録さえ躊躇してしまうという人は別ですが、参加は普通のSNS(Facebook, Google+)のアカウントからそのままできますし、それが嫌ならメールアドレスを使って登録できます。

また、登録しても質問をしなければならないわけではありません。

 

フォローだけしていれば、放っておいても自分に興味のあるテーマに関する話や専門家の興味深い「回答」が自分のところにデリバリーされてきます。

わりとわかりやすい英語で。

(全部じゃありませんが…その辺の判断のコツはまた後ほど。)

しかも無料!

 

これは利用しない手はありません。

(2017年8月現在、スペイン語、フランス語に加えオランダ語、イタリア語版もあるようです。)

 

 

Quoraの登録方法

 

登録方法は簡単です。上に書いたとおり、誰でも登録して参加できます!

 

1. Quoraの登録画面に行き、

 

・Continue with Google

・Continue with Facebook

・Continue with Email(Eメールでの登録)

 

のどれかを選ぶ。

2. 「Eメールでの登録」を選び、次の画面で名前とメールアドレスを記入し、パスワードを決める。

 

3. リストになっているおすすめのトピックから適当に選びます。

自分がフォローしたいQuoraの人気回答者がわかっていれば選びます。

なければトピックだけでOKです。

 

これで完了!です。

 

こうすると、トピックに関連する質問と回答のダイジェストが登録メールアドレスに送られてきます。

 

自分のアカウントのセッティング(設定)に行くと、ダイジェストが送られる頻度やトピックの変更、プライバシーの設定などができます。

 

以上、とても簡単なので、是非お試しください。

 

英語の読み物としてのQuoraおすすめカテゴリ

 

ビジネスや経済カテゴリも多くあるので、興味があればそれらをチェックすると面白い記事がたくさんあるでしょう。

もうちょっと一般英会話的な話題では、私は最初からフォローしていなかったカテゴリを最近はよく読んでいることに気づきました。

ダイジェストが送られてくると他のカテゴリで話題になっているものも入ってくるためです。

カテゴリ自体、どんどん増えているみたいですね。

最近よく目についたのはこんな↓カテゴリからのフィードでした。

 

Experiences in Life

Human Behavior

Mothers

などなど。

“Experiences in Life” などには、「これまでの人生の中で一番○○だったことは何ですか?」といったたぐいの質問も多く、笑えたり、涙を流したりできる「ストーリー」が読めます。

「自分の子供がしたことで、社会的にはいけないことだけれども自分の子供がそれをしたことが誇らしかったこととは何ですか?」

なんていう質問への回答も、へー、それでそれで?と思わず次を読みたくなる展開のものが多いです。(今の私には・・・)

自分が思わず次をめくりたくなるストーリーが見つかるようになったらしめたものです。

英語ネイティブが書いているのだろうと思って読み進めているとそうじゃなかったり、文法の間違い多いのに英語ネイティブだったり、ということもわかります。

また、アメリカなどのマスコミで一時話題になったことに関する質問が流れているので、アメリカで話題になっていることをフォローすることもできます。

 

 

読んで面白い回答の数々

 

そんなことがあった人がいるのか!と私がかなり驚いた回答は、

“What was your scariest travel experience?”

という質問に対してのものでした。

 

送られてきたダイジェストに入ってきたので偶然読んだのですが、Krysta Storerさんというサンフランシスコでビジネスをやっている女性がなんと、日本で逮捕された経験を書いていました。

 

自分で読みたい人は下の私のあらすじを見ずに、上のリンクをクリックして読んでみてくださいね。

友人の結婚式に出席するため、知り合いと日本のホテルに泊まったところ、その知り合いがなんと薬物をアメリカからホテルに郵送していて、その人が受け取りに行ったところ警察に拘束されてしまい、自分も留置されてしまった、というストーリー。

アメリカ人はそれほど親しくない人とも平気でホテルの部屋をシェアしたりするんですが、まさかそんなことがあるとは・・・。

もちろん不起訴処分で無罪放免になり、アメリカに帰れたそうです。

そして日本に対して悪い印象も持っていないとか。

(ただ連れの人に巻き込まれただけですからね・・・)

そんなレアな体験談も、きっかけがなければマスコミで取り上げらえるものではないんだなと思うと、毎日の経験が今までよりも貴重なものに思えてきたりします。

 

また、Quoraでは、このように読んだな、とちらっと覚えている回答をキーワードで検索しなおせるのも便利です。

気に入った回答にはブックマークもつけられるのではないかと思います。

(そこまで活用してないのでやってませんけど)

生の声を聞ける素材としてはこちらで紹介したStoryCorpsなどもありますが、自分の選んだトピックに沿ってストーリーが入ってくるという点ではQuoraは優れていると思います。

StoryCorpsは、本当にほのぼのとした心温まる話も多く、音声もありますし、全く別物と言えば別物。

それぞれのよさがありますね。

もちろん、最初からスラスラ英文は読めないと思います。

でも、発音や基礎的言い回しの復習ができてきたら、耳からも目からも、英文のストックを増やしていくよう、英語の情報量を増やすことが大事です。

英語学習のスパイラルを意識して、インプット用の英語の題材を増やしていきましょう。

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