バイリンガル子育てと「語りかけ」育児

「語りかけ」育児とは?

「語りかけ」育児が話題です。

生後すぐから4歳ぐらいまで、1日30分、1対1の落ち着いた時間をもって、子供の脳と心を育てようという育児法のようです。

著者は言語療法士で、長年の臨床の成果に基づいて書かれたものだそうです。

私は読んでいないのですが、レビューや紹介記事を読んで、確かに成果が上がりそうだなと想像できます。

特に赤ちゃんはお母さんが大好きですから、1対1で30分だけでも相手をしてもらえたら、心も栄養たっぷりになりそうです。

 

バイリンガル子育てと「語りかけ」育児の関係

バイリンガル子育てにもとても意味がある方法だと思います。

英語圏で子育てをしていても、幼少期の日本語の発達は大事ということは下にも書きました。

日本語がしっかり育ってから英語を学んでいったバイリンガルは大勢いますが、幼少期に日本語を育てるという意味で、読み聞かせに加え、「語りかけ」もできたら最強かもしれません。

アメリカなどではどうしても、社会や周囲の環境が必ずしもバイリンガルに最適とは言えないことも多いので、確かに無理してまで「バイリンガルに育てる必要はない」のです。

日本語を話す親でも、例えばこの30分の赤ちゃんとの時間を英語で問題なくできるバイリンガルなら英語でやればいいと思います。

でも日本語が得意な、特にお母さんでしたら、このような時間は日本語でやったらいいと思います。
おそらく、得意でない第二言語で、これをやってもそれほど効果がないのではないかなと思われます。

それこそ「無理して」育てていることになると思います。

日本語は漢字もありますし、その後読み書きができるようになるまでのバイリンガル・バイリテラルに育つのは、「語りかけ」だけで大丈夫とは言えません。

それでも心も認知力も高まるということですから、バイリンガル子育てに取り入れても一定の効果はあるのではないかなと思います。

また、少しの工夫で日本語に触れる機会を増やすことはできます。

 

子育ては親子の心と脳育て!

FaaBの日米子育てサロン Book Clubの課題図書、”The Whole-Brain Child” でも、子供と対話をすることが脳の発達に大事だと繰り返し強調されています。

でも、今までそれをやってこなかったからと言って、悲観することもないと思います。

子供の脳の発達は20代半ばぐらいまでずっと続くそうですし、経験によって文字通り脳は変化するそうです。

つまり、後からの挽回も十分可能なはずです!

そういう我が家は子供が赤ん坊の時、1日30分の語りかけができていただろうか?と考えると、全くできていないです💦

ただ、長女が本当に赤ん坊の時には、夫婦で一生懸命ある程度、語りかけてはいた気がします。

でも引っ越しも何度もしましたし、あまりにもいろいろなことがあったので、余裕はなかったですね。

1歳前から地元の保育園に預けられてましたし。

それでもまあ、なんとかなるものですし、それが普通だと思います?!

 

 

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