ダニエル・シーゲル氏&ティナ・ブライソン氏の”The Whole-Brain Child”
今月、FaaBの新しい試みとして、アメリカで何年も売れ続けている育児本、”The Whole-Brain Child” (日本語版「幸せ育児の脳科学」、略してWBC)を読みながら、日米子育てについて語り合うBook Clubを開催しています。
JEINAのネットワークや、noteに案内を出したところ、日米各地から熱心な参加者が集い、和気あいあいとした雰囲気の中、第1回目が終了しました。
Book Clubとは題していますが、まずはとりあえず自己紹介から。
まだ読んでいない参加者も多かったので、ごく簡単にこの本とアメリカでの子育てについてまとめ、最初の章と、この本一番のポイントだろうという点について解説しました。
その後、子育ての悩みを共有し、先輩ママさんや、本の提案にそったアドバイスなどの情報交換をしました。
仲間がいることで、本を読むモーチベーションがぐっと上がった方もいたようです💛
第2回目は21日ですが、その後のフォローアップの会も計画中です。
アメリカの子育て本を英語で読む理由
子育て本は日本でも多く出版されていますし、アメリカである程度売れていると、翻訳されている確率も高いのですが、どうも翻訳だとアメリカの子育て本の良さが半減しているような気がします。
アメリカの、特に子育て本は、分かりやすく、繰り返し説明していくという構成の本が多いと思います。
子育てのポイントも韻を踏んで、覚えやすい言い回しになっていたりします。
でも翻訳されると、なんだかそれが台無しになってしまって読みにくい、覚えにくい。
くり返しの説明もくどく感じてしまう(英語でも、くどいと思う人はいるようですが)。
そんな印象を持つ人も多いような気がします。
ですから、英語がある程度読めるなら、絶対に英語で読んだ方が分かりやすいし、勉強にもなると思います。
著者は共著となっていますが、自らをDr. Danと呼んで親しみやすいダニエル・シーゲル氏は、
とても活発にWBCに関するワークショップや無料動画も公開しており、
英語学習の素材として、とてもおすすめです。
Book Clubの特典と今後
Book Clubに参加くださった方には、Facebookのプライベートグループにも参加していただけます。
Book Club開催の合間に、本の解説や追加資料、情報交換などを続けていくことが目的です。
次の企画としては、また同じ本でのBook Club開催も考えていますが、それと同時に別の本の企画も考えています。
今回の本は幼少期の子育てが中心ともいえますが、今度は同じく脳科学の解説に基づいたものでも、アメリカのティーンの話も多く出てくるものにしようかとも思ったり。
あるいは同じ作者で別の本、という可能性もあります。
興味があるけれど、今回参加できなかった方はぜひ、FaaBやJEINAのFBページをフォローしてください。
22年以降の予定も、これから立てていきたいと思います。
特に夏以降は、日本のスペシャリストを招いての企画も考えています!
お知らせを確実に受け取りたい方は、こちらからご連絡ください。